【ソフトバンク】工藤監督、野球教室で小学生らに熱血指導「続けることが大事」
スポーツ報知

ソフトバンク・工藤公康監督(55)が2日、神宮球場の室内練習場で、チャリティ・キッズ・ベースボールの野球教室に参加した。「毎日続けること、どうやって続けるかがすごく大事。練習は辛いときもあるけど、それを乗り越えて、目標とする選手になってください」とあいさつ。ソフトバンク・高橋礼、巨人・高田、和田ら3球団8人とともに、継続の大切さを説いた。
肌寒い師走に入っても、工藤監督は熱かった。小学校とインターナショナルスクールに通う9チーム90人に、身振り手振りを交えて指導。プラスチックのバットを使ってスローイングのフォームを矯正するなど、約3時間、声をかけ続けた。指導後は、用意していたサイン入りユニホームやボール、サイン色紙にグラブなどの豪華プレゼントで少年少女を喜ばせた。
工藤監督は、野球人口の減少を憂い、子供たちへのサポートの必要性を強調した。「野球に触れ合う機会が少なくなっている。もっともっと応援していかないといけない。子供たちに、野球界の未来のために、何ができるかしっかり考えないといけない。それで(競技人口)が一人でも増えてくれれば」。自身の呼びかけで25回目となった野球教室だけに、言葉にもいつも以上に力が入っていた。