【日本ハム】中島、3年ぶりの日本一へ“鬼”になる「引っ張っていきたい」
スポーツ報知

日本ハムの中島卓也内野手(27)が来季、チームの“鬼役”に徹する。2日は、札幌市内で行われたHBCラジオの公開生放送に同僚の鍵谷陽平投手(28)と参加。来季の目標を漢字1文字で「鬼」と、書き記した中島は「今季は思ったことを言えなかった部分もある。来季は“鬼”になって、引っ張っていきたい」と力強く決意を語った。
心も鬼にする。選手会長就任1年目の今季は、若手に対して「怒らないといけない部分もあった。僕はすぐに笑ってしまう」と反省を口にした。主力の大半が20代と若いチームだからこそ、時には叱責することも必要だ。本気の思いを伝えるためにも笑顔は捨て、般若のような“鬼の形相”で後輩たちを引っ張っていく。
今季は132試合に出場して打率2割6分1厘。キャリアハイとなる15長打を記録するなど、長打力を増している中島は「来季は札幌Dで本塁打を打ちたい」。練習の“鬼”が、3年ぶりの日本一へと導く。(清藤 駿太)