【ヤクルト】２年連続未勝利の館山も大幅ダウンでサイン「だいたい４分の１ぐらいです」

　ヤクルト・館山昌平投手（３７）が３日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野球協約が定める減額制限（１億円未満は２５％）を大幅に超える減俸でサインした。今季年俸は９８００万円（推定）。契約を終え「だいたい４分の１ぐらいです」と明かした。

　１６年目の今季は開幕ローテ入りも、２年連続で未勝利。昨年まで通算９度の手術を受けているが、今オフは精力的にみやざきフェニックス・リーグにも参加した。「９月中旬頃にいろいろお話を頂いて、僕の考えとしてプロ野球選手にして下さったこの球団から選手として金額提示がある以上は、チャンスと思って頑張ろうと思いました。金額は正直そんなに気にならない。こうやってチャンスを頂けるのであればうれしい限り。（来年の）シーズンが終わった時になくてはならない存在になりたい」とすっきりした表情を浮かべた。

　球団で減額制限を超える減俸は村中、大引に続いて３人目となる。