【日本ハム】背番号４に変更の谷口が奈良原、飯山魂継承誓う

　日本ハムの谷口雄也外野手（２６）が３日、札幌市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸１５００万円から２００万円減の年俸１３００万円でサインした。来季は背番号を６４から４に変更。「つけていた先輩たちに敬意を持ちながら、谷口４番で良かったね、と言ってもらえるように」と歴代の先輩たちの魂を受け継ぐことを誓った。

　日本ハムの背番号４は１９９８～２００６年までは現中日の奈良原浩内野守備走塁コーチ（５０）、０８年から１７年までは飯山裕志２軍内野守備走塁コーチ（３９）が背負ってきた。背番号変更にあたり、飯山コーチからは「（４番をつける）ダークホースはお前だったのか！」との祝福。また、奈良原コーチからは「いい番号だから頑張ってね」と背中を押された。

　谷口は「信頼される選手というイメージがすごく強い中で、なんとかこの番号の重みを知りながら自分もやっていきたい」と決意した。１７年３月の右膝前十字靱帯再建手術から復活を期した今季は、９月２９日の楽天戦（楽天生命）で２季ぶりの１軍出場。６打席で安打は生まれなかったものの、復活への階段を上った。「まさか自分がプロ野球の世界で１桁の番号を付けられると思っていなかったので。結果で球団に返したい」と力を込めた。