【ロッテ】福浦「え…、うそ」ドラ1藤原の父と同い年

スポーツ報知
1500万円ダウンの年俸2000万円でサインしたロッテの福浦

 今季2000安打を達成したロッテの福浦和也内野手(42)が3日、ZOZOで契約更改交渉に臨み、1500万円減の2000万円でサイン。12球団最年長となる来季の年俸は減額制限(25%)を超える43%ダウン。追い打ちをかけるようにドラフト1位・藤原(大阪桐蔭高)の父が同い年と知り仰天したが…。2軍打撃コーチ兼任で若手育成も託されたベテランは「一緒にできることがプラスになれば」と切り替えた。

 衝撃の事実に思わず絶句した。「え…、うそでしょ…」。藤原の父・史成さんは14日で43歳の福浦と同い年。さらに母の道子さんは年下の42歳と聞き、「うっそ~!?」とひっくり返った。だが、来季26年目のヒットメーカーはすぐさま発想を転換。「でもすごくない? “まだ(その年齢で)現役やってんの?”って」とショックどころか、やる気をみなぎらせた。

 「43歳、まだまだ頑張ってんだぞって見せたいね。“あのおっさんでも頑張ってる”となれば(若い選手は)もっと頑張ってくれるんじゃない?」

 球団からは来季、選手よりコーチに軸足を置くよう要請された。比重は「6対4」。交渉後は若手育成への情熱を言葉にしていたが、最後はやはり現役としての思いが口をついて出た。「マリンでホームランを打ちてえなぁ」。43歳のレジェンドは来季、11年以来の本拠地弾で若手とファンを大いに刺激するかもしれない。(宮脇 央介)

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