【広島】菊池、昨年と同じ調整法で来季へ 残り16本の1000安打は“通過点”

スポーツ報知
球団主催のゴルフコンペに参加し、笑顔を見せる(左から)新井、菊池、田中(カメラ・種村 亮)

 【ホノルル(米ハワイ州)3日=種村亮】広島の菊池涼介内野手(28)が、打撃不振に苦しんだ今季からの巻き返しを誓った。打率2割3分3厘に終わり一時は打順降格も経験した守備職人はあえて昨年と同じ調整法で来季に臨む意向を示した。

 昨オフは優勝旅行後にロサンゼルスへと渡り、パンなどグルテンが含まれた食事を摂取しない食事法「グルテンフリー」を実施。成績には結びつかなかったが「自分のためになっていると証明できるよう、今回も頑張りたい」と言葉に力を込めた。残り26本に迫った通算1000安打も「今年達成しないといけなかった数字」と、あくまで通過点として捉えている。

 この日は球団主催のゴルフコンペに参加。「タナキクマル」として、ともにセンターラインを固めた丸は不参加とあって「丸の分までハワイを満喫したい」。巨人移籍の影響は大きいが「僕らの年代だったり、皆で分散して穴を埋める。一丸になれるチャンス」と全員でカバーするつもりだ。

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