【楽天】来春の台湾遠征を発表 2、3月に王柏融が所属したラミゴと2試合開催

スポーツ報知

 楽天は5日、来年2月28日と3月1日に台湾・台北の天母棒球場で「2019年日台プロ野球バトルカップPowered by 台湾楽天カード」(協賛・台湾楽天カード株式会社)として、台湾プロ野球CPBLのラミゴ・モンキーズと親善試合を行うことを発表した。楽天は日本一に輝いた2013年にアジアシリーズ出場のため台湾で試合を行った例はあるが、2・3月に台湾に遠征し、台湾プロ野球チームと対戦するのは球団初となる。

 日本ハムが優先交渉権を獲得した「大王」のニックネームで知られる王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25)が今季まで所属していたラミゴ。14年以降は5年で4度、年間王者に輝く台湾プロ野球の強豪で、11月にロッテと3試合の親善試合を台湾で行った。今年7月6~8日の楽天―西武戦にはラミゴのチアリーダーが楽天生命パークに来場するなど、日本球界とも積極的に交流を深めてきた。

 楽天と台湾のつながりも深い。今季は台湾出身の宋家豪(ソン・チャーホウ)投手(26)が所属。中継ぎとして40試合に登板して5勝3敗6ホールド、防御率1・73の成績を残して、年俸1500万円で来季残留することも決まった。さらに秋季練習中には台湾出身2投手を入団テスト。17、18年の春季キャンプには台湾出身で元中日投手の郭源治氏(62)が研修コーチとして、訪れていた。

 宋家豪は「自分の母国で試合ができるということでとても楽しみです。オフも継続的に体を強化し、キャンプインからしっかりアピールできるよう、一生懸命頑張ります。そして、台湾遠征にはベストコンディションで臨みたいと思います」と球団を通してコメントした。

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