【楽天】プロ最少20試合止まりの足立、無休トレ決意「このまま行くと、このまま終わってしまう」

スポーツ報知
契約更改後に会見をする楽天・足立

 楽天・足立祐一捕手(29)が7日、仙台市内で契約更改を行い、300万円ダウンの1500万円でサインした。

 正捕手の嶋に続く2番手捕手として開幕1軍の座をつかんだ3年目の今季。だが、山下や堀内といった若手ライバルの成長もあってプロ最少の20試合の出場にとどまり、安打数(2)、本塁打数(0)、打率(1割1分1厘)などほぼ全ての成績が自己ワーストとなった。2軍生活も長かった1年を「おととし、去年と成績が下がって、今年は何とか上げたい、頑張りたいという気持ちだったけど、さらに下がってしまった」と悔しさをにじませながら振り返った。

 来季はドラフト2位で太田(大商大)が加入し、今季まで外野手だった岡島が捕手に再転向。今季以上にレベルの高いポジション争いが繰り広げられることになる。シーズン終了後も休みなく、連日トレーニングを続ける足立。30歳を迎える来季へ「このまま行くと、このまま終わってしまう。もう一回体を鍛え直して、キャンプ初日からアピール出来るように、まずは体作りからやっていきたい」と意気込んだ。

 ◆足立 祐一(あだち・ゆういち)1989年9月22日、東京・町田市生まれ。29歳。小山田小3年から「町田ライオンズ」で野球を始め、投手を務める。小山田中軟式野球部から捕手。桜美林高2年秋に都大会準優勝も甲子園出場はなし。神奈川大では3年時の神宮大会4強。パナソニックでは3年目から正捕手を務め、15年9月に社会人の侍JAPANに選ばれた。15年ドラフト6位で楽天入団。プロ3年間で通算142試合に出場し、2本塁打21打点、打率2割1分5厘。178センチ、83キロ。右投右打。血液型A。背番号44。

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