【オリックス】長村球団本部長、西の引き留め失敗に謝罪「不徳のいたすところ」

スポーツ報知
長村裕之球団本部長

 オリックスの長村裕之球団本部長(59)は7日、大阪・舞洲の球団施設で、西の引き留め失敗を謝罪した。減額制限を超える年俸を提示した金子、中島は自由契約を選んで、それぞれ日本ハム、巨人に移籍。主力の相次ぐ流出に「誠意を持って対応させてもらってきたつもりですが、結果的に私が引き留められず、不徳のいたすところです。オリックスファン、関係者には申し訳なく思っている」と頭を下げた。

 西からはこの日、電話連絡で阪神入団の意向を伝えられた。西の今季年俸は推定1億2000万円でBランク(上位4位から10位の間)とみられ、同本部長は「プロテクトリストが届いてから、じっくり検討する」とし、今後、阪神にFA補償を求める方針だ。

 また、イベント参加のため鹿児島を訪れた西村徳文監督(58)は「チームとしては痛い」と話し「若手がどれだけチャンスだと強い気持ちになっていけるか」と台頭を望んだ。

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