NPB、来季から出場選手登録1人増えて1軍29人に…起用の幅広がる

2018年12月8日6時0分  スポーツ報知
  • 出場選手登録1人増えると…

 プロ野球の1軍公式戦に出場可能な「出場選手登録」の人数が来季から1人増えて29選手となることが7日、分かった。ベンチ入り人数は25人のままだが、登録人数の増加によって、より柔軟で積極的な選手起用が可能になる。

 今季までの出場選手登録の人数は28人。例えば5~6人で先発ローテを回す場合、登板予定のない先発投手のうち3人がベンチ入りを外れ、登板予定のない他の先発もベンチ入りしていた。また、最初から登板しない先発4人以上を外し、ベンチ入り25人未満で試合に臨むことも多かった。

 出場選手登録を抹消した場合、再登録には10日間が必要。1軍枠の拡大によって、抹消せずに29人枠の中で試合ごとに選手を入れ替える選択肢が増える。登板しない先発投手4人をベンチ外とし、野手を1人増員するチームが多くなると予想され、打者の育成が進みやすくなる。野手増員によって序盤から代打を送るなど積極的な采配も可能に。チーム事情によっては、リリーフを厚くし、疲労のたまった中継ぎに休養日を設けることもできる。

 セ・リーグは交流戦でパに9年連続で負け越しており、一時は指名打者制の導入を検討したが、反対意見もあり実現していない。1軍枠の拡大はその代案と言えるもので、来季から12球団で実施される。野球協約第81条(2)には「出場選手として登録される選手数は、常時28名以内とする」とあり、野球協約改定委員会を開き、協約を改定する。

 ◆メジャーでは登録も25人 メジャーでは来春の日本開幕戦では特例でベンチ入り、登録人数は28人とするが、通常はともに25人で戦う。ただし、ダブルヘッダーの場合は26人になる。また、9月1日以降はマイナーリーグが続々閉幕するため、若手選手起用も考慮され、登録、ベンチ入りは一気に40人まで増える。

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