【ヤクルト】高梨獲得で先発陣やりくりに光明差す…日本ハムと2対2トレード

2018年12月12日6時0分  スポーツ報知
  • 今季は5勝を挙げた高梨
  • 高梨の年度別投手成績

 今オフ積極補強に乗り出す日本ハムが、今度はトレードに成功した。11日、高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)とヤクルトの秋吉亮投手(29)、谷内亮太内野手(27)との2対2の交換トレードが合意に至ったと発表。通算283試合登板の17年WBC日本代表右腕を獲得し、中継ぎ陣を強化した。

 前年の最下位から、今季は2位に躍進したヤクルトは、高梨獲得で先発陣のやりくりに光明が差した。今季、規定投球回到達と2ケタ勝利はいずれもブキャナン(174回1/3、10勝11敗)だけで、先発陣の層は薄かった。故障明けだった小川(8勝5敗)は白星の上積みが期待できるものの、来年39歳の石川、今季6勝の原、今秋のドラフト1位・清水(国学院大)ら、来季の先発候補もコマ不足だけに、16年に10勝をあげた実績がある高梨の獲得は補強ポイントと一致する。中継ぎ、抑えで経験豊富な秋吉を放出するが、球団首脳は「ウチは先発を補強したいし、日本ハムは中継ぎが必要。互いの利害は一致している」と説明した。

 同時に獲得する太田についても同首脳は「21歳と若いし、内野の全ポジションをこなせる。オールラウンドな選手として期待している」と評価。今季、遊撃手として台頭した西浦や、昨年のドラフト1位で来季は三塁の定位置奪取が期待される村上らとの競争で内野陣全体の底上げを図る。

 ◆高梨 裕稔(たかなし・ひろとし)1991年6月5日、千葉県生まれ。27歳。千葉・土気高1年秋に内野手から投手に転向。山梨学院大から13年ドラフト4位で日本ハム入団。プロ3年目の16年に新人王。187センチ、87キロ。右投右打。来季年俸3600万円で更改済み。

 ◆太田 賢吾(おおた・けんご)1997年1月19日、埼玉県生まれ。21歳。川越工から14年ドラフト8位で日本ハム入団。186センチ、81キロ。右投左打。来季年俸920万円で更改済み。

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