【楽天】青山浩二、クビ寸前も残してくれた星野さんに恩返し…3000万円増でサイン

2018年12月15日6時0分  スポーツ報知
  • 3000万円増でサインした青山

 楽天の青山浩二投手(35)は14日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、3000万円増の5000万円でサインした。昨オフは、減額制限を超える4000万円ダウンで契約を更改。球団側から厳しい評価を受けたが、当時の星野仙一副会長(享年70)の判断で残留できた右腕が、恩返しのV字回復を見せた(金額は推定)。

 契約更改を終えた青山は、スッキリとした笑顔を見せた。2000万円から2・5倍となる5000万円でサイン。「よくやってくれたと言ってもらった。うれしい言葉を、来年もかけてもらえるように頑張ろうと思いました」。今季は52試合の登板で4勝1敗、26ホールド、防御率1・85。恩返しの復活劇だった。

 昨季、わずか17試合の登板に終わった右腕に対して、球団は厳しい評価をしていた。その状況で動いたのが、星野副会長だった。青山は「球団としては終わりだけど、星野さんが残してくれた。何とか結果で返したいと思っていた。報告はできないけど、『よくやった』と言ってもらえるかなと思います」とうなずいた。

 救援陣の環境改善にも一役買うつもりだ。球団側に要望したのは、本拠地ブルペンの温度調節。構造上、外気を遮断できず、春先は寒く夏は暑いという。「寒いし暑い。マイナス5度、プラス5度という話はしました」。すでに設置しているエアコンの増設などを含め、球団側も前向きに対応していく構えだ。

 今年は恩返しの思いで投げた1年。来季のモチベーションを聞かれると「GMに『優勝したいから力を貸してほしい』と言ってもらった。一つの方向に向かっていけるように、先頭を切ってどこでも投げていければ」と力強く言い切った。狙うは勝利の方程式。長年チームを支えてきたベテランが、来季は優勝のためにフル回転する。(山口 泰史)

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