落合博満氏、阪神最下位に「良かったね」の真意は…虎の現状「ただ一言、練習不足。体力なし」

スポーツ報知
落合博満氏

 中日で監督、GMを務めた落合博満氏(65)が15日に放送された大阪・ABCラジオ「道上洋三の健康道場」(土曜・前7時)で、17年ぶりのセ・リーグ最下位に終わった阪神再建論を語った。

 熱狂的な猛虎党で知られるラジオパーソナリティ・道上洋三氏(75)の番組に登場した落合氏は、タイガースの最下位について聞かれると開口一番「良かったね」。すると道上氏は「良くないよ!!」とすぐさま反論した。

 3冠王3度の名将は「ああなれば、最下位の方がこれから何をしなきゃいけないか分かってくるはず」と指摘した上で「ところが練習時間とか、秋のキャンプ見たら『まだダメだな、練習していないな』。下からところは、あんなもんじゃだめ」と阪神の現状を分析。そして猛虎再建には「2月1日のキャンプから1シーズン休みなし。キャンプも休みなし」とぶち上げた。

 オフなし提言に道上氏は「ちょっと待ってくださいよ。落合さんだって、6日やったら1日休むって言ってた」と指摘したが、落合氏は「だって最下位のチームでしょ。ようは時間の使い方をどうするかだ」と言い切った。

 そして「ただ一言、練習不足。体力なし」と断言。「本人達も甘えているだろうけれど、周りも甘やかしていると思う」と口にしていた。

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