【中日】支配下昇格の渡辺、菅野先輩と兄弟子・王会長に恩返し打を…病院慰問

2018年12月18日19時24分  スポーツ報知
  • 小児病棟で赤ちゃんを抱く渡辺

 今オフに育成登録から支配下に昇格した中日・渡辺勝外野手(25)が18日、東海大相模高、東海大の4学年先輩にあたる巨人・菅野智之投手(29)から恩返しの快打を放ち、“兄弟子”のソフトバンク・王貞治球団会長(78)の御前でも躍動すると誓った。

 背番号212のユニホーム姿で名古屋市北区の名古屋市立西部医療センターを慰問。病棟を巡って患者らに「来年から背番号31になりますよ」とアピールしつつ、名刺で割り箸を切る特技も披露した。「子供はみんなスギさん(同行の杉山翔大)を見ていた。まずみんなに名前を覚えてもらいたいですね」と自身の知名度の低さに苦笑いしていた。

 それでも来季から憧れの大先輩と同じステージで戦える。「僕にとって雲の上の存在ですが、菅野さんから打ちたい。それが夢です。打てなくても楽しいと思う。いろいろ学びたいです」と色白のイケメンは語気を強めた。東海大1年だった2012年春、前年ドラフトで日本ハムの1位指名を受けながら入団を拒否して浪人生活を過ごした菅野とシート打撃で対戦。安打を放った。「全国大会前だったんですが、手を抜いてくれて。打たせてくれました」と自信をつけさせてくれたことに感謝している。

 支配下登録は、同じく高校、大学の35学年先輩にあたる巨人・原辰徳監督(60)の指揮官復帰と同じタイミングとなった。菅野を打って原監督に自身の存在を知らしめる。それも「頑張る原動力です」と渡辺は強調した。

 “兄弟子”にも1軍で元気な姿を見せたい。ソフトバンク・王会長だ。巨人打撃コーチやヤクルト監督を歴任した荒川博氏と二人三脚で一本足打法を完成させたビッグワン同様、渡辺も荒川氏の“最後の弟子”として王会長ソックリの打法を身につけた。「王さんに見ていただけないですかね。目の前でやりたいです」。王会長は渡辺の動画を見たことはあるというが、実際にプレーする姿を見たことはないという。

 中日は来季の交流戦開幕カードとして6月4日から敵地ヤフオクドームでソフトバンクと激突する。渡辺は「投手、捕手、打者とも、育成、育成、育成みたいな」とニヤリ。同じ育成出身の千賀、甲斐のバッテリーを攻略して、王会長へのあいさつとするつもりだ。

 この日の慰問には浅尾拓也2軍投手コーチ(34)、杉山翔大捕手(27)、浜田智博投手(26)も参加した。

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