【広島】新井氏、恩師の太田元監督と講演会「監督との出会いで今の自分がある」

スポーツ報知
広島市内で講演会を開いた前広島の新井貴浩氏

 今季限りで現役を引退した前広島の新井貴浩氏(41)が20日、広島市内で恩師の駒大・太田誠元監督(82)と講演会を開き、2人の出会いや師弟の絆について熱く語った。

 新井氏は駒大時代に太田元監督から「球の心は正直者」という座右の銘を授り、「周囲、両親への感謝を持って生活しないと、球は心の中を見ている」と教わってきた。公私に渡って全力を注ぎ、何事にも真摯(しんし)に向き合ってきた新井氏の姿勢は、太田元監督の薫陶によるものだった。 

 「太田監督との出会いで今の自分がある。当時は凄く怖くて、今でも電話が鳴ると、背筋が伸びる。でも、とても感謝しています」と頭を下げていた。

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