日テレ・上重聡アナが著書「20年目の松坂世代」発売

スポーツ報知
出版記念イベントを行った日テレ上重アナ

 日本テレビの上重聡アナウンサー(38)が20日、東京・八重洲ブックセンターで著書「20年目の松坂世代」(竹書房)の発売記念トーク&サイン会を行った。

 元PL学園のエースとして1998年の春夏甲子園に出場した上重アナが、同世代の選手の20年後の今を描いた作品。親交のある中日・松坂をはじめ、今季限りでユニホームを脱いだ巨人・杉内や中学時代のチームメートである楽天・平石監督ら、10人の「松坂世代」を取材。怪物・松坂と出会ったことで、自分の野球人生がどう変わっていったかを描いたほか、20年前の夏の甲子園・準々決勝の横浜ーPL学園の延長17回の激闘で語られていないエピソードを収めた。

 できあがった作品について上重アナは「各選手に必ず最後に『松坂世代に生まれてよかったですか?』と聞きました。ほとんどの選手が『よかった』という回答でした。同じ世代だから、ここまでやってこられたという意見に改めて、松坂世代、松坂の存在を大きく感じました」と取材に応じてくれた10人の同世代に感謝した。

 約40分のトークの後、駆けつけたファンに1人1人に丁寧にサインや写真撮影。「この世代に魅了された野球ファンの方や、実際に野球をやっている選手にもプラスになることがあると思うので読んでいただければうれしいです」と作品をPRしていた。

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