【広島】丸の補償どうなる!?球団幹部、内海は「対象の選手ではなかった」

スポーツ報知
巨人に入団した丸

 丸佳浩外野手(29)のFA移籍に伴い、西武と同じく巨人からプロテクト選手を除いた名簿を受け取っている広島の鈴木清明球団本部長(64)は20日、マツダスタジアム内の球団事務所で取材に応じ、西武が内海を指名することを事前に把握していたと明かした。

 補償の決定期限はFA契約締結から40日以内。西武は広島の来年1月19日より早い同4日だが、2球団の間で選手が重複した場合、同一リーグ球団が優先される規定がある。「あらかじめ向こうの希望する選手を聞いていて『それなら構いません』と。対象の選手ではなかった」と鈴木本部長。重複の見込みがなかったため、期限を早く迎える西武に配慮したやり取りがあったという。

 自軍の人的補償に関して、同本部長は「いろいろ映像やデータをチェックする。イースタンとか映像がそんなにあるわけじゃないから」と、ファームの若手にも注目していることを示唆。野手なら機動力に優れた選手、投手陣では先発、中継ぎともに左腕が補強ポイントに合致するが「40日あるからゆっくり」と慎重に検討する構えを見せた。

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