【西武】巨人から人的補償で移籍の内海 背番号27「26より1つでも先に行くつもりで決めました」
スポーツ報知

巨人から炭谷銀仁朗捕手(31)のFAによる人的補償で西武に移籍した内海哲也投手(36)が21日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は巨人時代の「26」から1増えて「27」。今季まで炭谷が着けていた番号となった。
巨人一筋15年で通算133勝を積み上げてきた左腕は「(メジャー挑戦が濃厚な菊池)雄星君の変わりはできないと思いますけど。若い投手も多い。僕にできることは野球以外でもしたい。西武のリーグ連覇、日本一に向けて、1つでも多く貢献したい」と意気込みを示した。
新たな背番号「27」には「いろいろ候補はあったんですけど、1つでも上に行く。銀仁朗君の後になりますけど。26より1つでも先に行くつもりで決めました」と決意を新たにした。
巨人では11、12年に2年連続最多勝。10年から13年まで選手会長を務めた。今季は4年ぶりの完封をマークするなど5勝。リーグ優勝6度、日本一2度を支えてきた経験を、パ・リーグ王者に注入する。
古巣との対戦に向けては「緊張すると思う。できれば、避けて。長野とか坂本とか。投げてみたい」と笑顔を見せた。
来年4月にチーム最年長の37歳を迎え、「若いときより1年1年勝負だと思っている。2ケタ勝利は目指してがんばっていきたい」。13年(13勝)以来となる2ケタ勝利に挑む。