【楽天】松井2度目の契約交渉で、3000万円減の1億1000万円でサイン 来季は抑えで勝負へ
スポーツ報知

楽天・松井裕樹投手(23)が22日、仙台市内で2度目の契約更改を行い、3000万円ダウンの1億1000万円でサインした。松井は3日の契約更改で3000万円ダウンと見られる1億1000万円提示を、出来高での条件面などを巡って合意には至らずに保留。来季はプロ6年目で初のダウンとなった。
今季は抑え4年目として開幕を迎えたが、開幕から苦しんで中継ぎ転向、2軍落ちも経験。さらにはシーズン終盤には1年目の14年以来4年ぶりに先発も務めた。不調がありながらも53試合に登板し、5勝8敗、5セーブ11ホールド、防御率3・65で史上最年少の通算100セーブも達成した。
3、4日前に平石監督から電話で「リリーフで力を貸して欲しい」と打診され、即決。来季は再び抑えとして勝負することになった。守護神5年目となる松井は「今年自分の中で悔しいシーズンでチームの力になれなかった。1年間1軍で投げる事。高いクオリティーを保って投球を続けて、与えられた仕事とをしっかりやりたい」と意気込みを口にした。