【日本ハム】清宮「そこを目指さなきゃダメ」高卒2年目全試合出場目指す…過去6人だけ
スポーツ報知

日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が23日、来季の全試合出場を目標に掲げた。球団で高卒2年目までに全試合出場した選手はいないが「やっている以上はそこを目指さなきゃダメ」と言い切った。
1年目の今季はけがによる離脱もあり、53試合で打率2割、7本塁打、18打点。プロの投手に苦しんだ一方、8月下旬に3度目の昇格をして以降は31試合で6本塁打。「新しく学んだことばかりだったけど、どれも本当に勉強になった。確実に来年につながる1年」と手応えもつかんでいる。
高卒2年目での全試合出場は過去、巨人・王貞治や、同・松井秀喜ら6人しかいない。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設でランニングを行い、同所での自主練習を打ち上げた。「来年はファイターズの主役になって、自分が優勝に導けるような活躍をしたい」。飛躍を果たせば、史上7人目の記録達成が見えてくる。(小島 和之)
◆高卒2年目で全試合出場した選手◆
1951年・山下健(阪急)96試合
1953年・中西太(西鉄)120試合
1960年・王貞治(巨人)130試合
1987年・清原和博(西武)130試合
1994年・松井秀喜(巨人)130試合
2008年・坂本勇人(巨人)144試合