【ＤｅＮＡ】ラミ監督、筒香後継に２０歳・細川を指名「４０発打てる」

　ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４４）が４番・筒香嘉智外野手（２７）の後継者として細川成也外野手（２０）を育成するプランを持っていることが２４日、明らかになった。

　筒香は早ければ来オフにもポスティングでメジャーに挑戦する意向。指揮官は「ポテンシャル、パワーを考えると日本人で細川くらいの選手は他にいない。４０本打てる選手」と２０年以降の主軸候補に指名。

　近い将来、海を渡る可能性が高い主砲の後継者に高卒２年目の名前が挙がった。１６年ドラフト５位で入団。１年目の昨季はプロ初打席で１号、デビューから２戦連続本塁打と大器の片りんを見せた。今季は１１試合で２割２分２厘、１本塁打、２打点にとどまったが、球団の期待は高い。

　秋季キャンプでは筒香を育てた新任の田代チーフ打撃コーチから指導を受けるなど英才教育を施された。主砲と同じ左翼の練習もスタートしたが、来季は、右翼のレギュラーを争うことになる。指揮官は「どれくらい１軍レベルの投手に慣れるか」と成長を見つめていく。