【西武】高木勇人、内海哲也との再共闘に意欲「超リスペクト」

スポーツ報知
来季に向けて意気込みを語る高木勇(カメラ・川口 浩)

 西武の高木勇人投手(29)が25日、埼玉・所沢市のメットライフで契約更改交渉に臨み、470万円減の年俸3230万円でサイン。巨人時代にチームメートだった内海哲也投手(36)との“共闘”に意欲を示した。

 高木勇は昨オフ、野上の人的補償で西武へ移籍した。1年がたち、今度は炭谷の人的補償で内海がやってきた。高木勇は「内海さんが(敦賀気比)高校時代に僕の(三重・海星)高校と練習試合をした時に、三振21個取って、高笑いして帰っていったらしいんですよ。監督からは『悔しくないんか! ああいう投手になれ』って言われて育ちました」と“内海伝説”を披露。「球団から(移籍の)発表があった2分後には(内海に)電話をしました(笑い)。お兄ちゃん。超リスペクトしてます」と笑った。

 今季は8試合に登板し、1勝2敗、防御率8・69。悔しい結果だった。「言われたところをしっかりできるように頑張ります」。来季は新球を習得して、相手打線を封じ込めるつもりだ。11月16日から12月23日までオーストラリアのウィンターリーグに派遣され、「メルボルン・エイシズ」のメンバーとしてプレーした。現地では本人が「オージーカーブ」と呼ぶカーブを学び、今季開幕前に土肥元投手コーチから習得した「土肥カーブ」と合体させ、回転数と球速が少し上がった「合体カーブ」を習得したという。「打者から見逃し(三振)も取れるようになった」と手応えを得た。

 新球と、大好きな先輩・内海とともに、来季はマウンドで躍動する。(小林 圭太)

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