【阪神】北條、ヤクルト・山田哲から鉄人極意学ぶ

スポーツ報知
今年1月、山田哲(右)とともに自主トレに励んだ北條

 阪神・北條史也内野手(24)が来年1月10日から松山市で行われるヤクルト・山田哲、川端らの合同自主トレに、4年連続で参加することが25日、分かった。9月に左肩亜脱臼で離脱したが、順調に回復。2度のフルイニング出場を達成している先輩から全試合出場の極意を学ぶ。

 山田哲は史上初となる3度目のトリプルスリーを達成した打力、走力もさることながら、頑丈な肉体で15、17年はフルイニング出場。初めて規定打席に到達した14年以降は5年連続で130試合以上の出場を続けている。同じ右打ちの打者として参考にするところは多く、北條は「1年間ずっと出ることが目標。そのためになることを聞きたい」と、年明けを心待ちにする。

 契約更改の席上でも「山田哲さんも昨年ダメで今年良かった。どういう気持ちでやっていたのか聞きたい」と、フライング気味に山田哲への質問を公開。今季は62試合ながら打率3割2分2厘、チーム内では糸原、福留に続く猛打賞8回と成長の兆しを見せており、けがさえ防げば、ベテラン鳥谷も参戦する遊撃の定位置争いを一歩リードできる。(長尾 隆広)

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