【阪神】新助っ人・マルテに「31」掛布SEAも期待

スポーツ報知

 阪神は28日、来季の新外国人としてジェフリー・マルテ内野手(27)=エンゼルス=を獲得したことを発表した。年俸100万ドル(約1億1000万円)の1年契約で、背番号は掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(63=SEA)の代名詞「31」に決まった。

 マルテの希望と球団の期待が合致して、「31」を任せることになった。谷本球団本部長は「空振り率が低く、ストライクを見逃さない。日本に来て、さらに成長してくれる」と断言。「打撃で引っ張ってもらえたら」と活躍を期待した。

 4番打者として1985年に阪神を日本一に導いた掛布SEAも「31番をグラウンドで再び輝かせてもらいたい。4番打者として、チームを日本一に導く活躍を期待しています」とエールを送った。掛布SEAが昨季限りで2軍監督を退き、今季「31」は空き番号になっていた。外国人ではカークランド以来2人目。

 球団から日本の投手の映像を受け取っているマルテは「日本でプレーする機会を与えてくれた阪神タイガースに感謝したいと思います」とコメントした。

 さらに、先発として獲得した前中日・ガルシアの背番号も、故・星野仙一監督の「77」に決定した。

 ◆ジェフリー・マルテ(Jefry Marte)1991年6月21日、ドミニカ共和国生まれ。27歳。2007年にメッツ入団。タイガース時代の15年にメジャー昇格。エンゼルスに移籍した16年に15本塁打。メジャー4年間で256試合に出場し、打率2割2分2厘、30本塁打、91打点。185センチ、99キロ。右投右打。

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