【オリックス】ドラフト1位・太田椋 “ダルビッシュ級”の古巣への恩返し誓った

スポーツ報知
羽曳野ボーイズの後輩選手たちに囲まれ、父・暁さん(中央右)と記念写真におさまるオリックス1位指名・太田椋

 オリックスのドラフト1位・太田椋内野手(17)=天理高=が29日、“ダルビッシュ級”の地元への恩返しを誓った。大阪・柏原市内で中学時代に在籍したボーイズリーグの「羽曳野(はびきの)ボーイズ」の激励会に出席。「羽曳野の人数も減ってきているので、活躍して野球をやってくれる子どもたちが増えてくれるようにしたい」と目標を口にした。

 羽曳野ボーイズはカブスのダルビッシュ有を輩出した名門。ほか元ロッテの金森敬之氏、柳田将利氏とプロ入り3人全てが投手。巨人から育成1位指名された山下航汰外野手(18)=高崎健康福祉大高崎高=とともに、初の野手となる。ダルビッシュは、チームに打撃マシンと移動用バスを寄贈。地元を活気づかせるために太田は1軍で活躍することが不可欠となる。「小さい頃から夢のプロ野球選手になれた。1軍キャンプを迎えられたら最高の形」と覚悟を示した。

 2015年に中学硬式野球日本一を決める「ジャイアンツカップ」で優勝。日本一を知るドラ1は「オリックスは一番(1996年以来)、優勝から遠ざかっているので少しでも力になりたい」と意気込んだ。

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