【楽天】嶋基宏、主将退任へ…平石監督は銀次に期待

スポーツ報知
楽天の嶋基宏

 楽天の嶋基宏捕手(34)が、昨季まで4年間務めたチームの主将を退任することが31日、濃厚になった。次期主将については平石監督が中心となって熟考中で渡辺直、藤田、今江、さらには楽天一筋14年目となる銀次の名前が候補に挙がっている。

 これまで鉄平(11年)、松井稼(12~14年)、嶋が務めてきた楽天主将。平石監督は「もちろん一番キャプテンらしいのは嶋」とそのリーダーシップを認める。だが、いつまでも嶋に頼り切るのではなく、他の選手にも「チームを引っ張っていってほしい」と責任ある役職を任せて、自覚を持たせる狙いもある。

 指揮官が特に期待を寄せるのが銀次だ。地元東北の岩手・普代村出身で生え抜きということもあり「銀次はキャプテンタイプではないけど、もう少しチームのことを考えて周りを見てほしい」と願っている。

 なお副主将には、18年新人王に輝いた田中和基外野手(24)の名前も挙がっている。(安藤 宏太)

野球

×