【日本ハム】栗山監督、吉田輝星に“アナ雪流”指令!?「ありのままで~♪」
スポーツ報知

日本ハムの栗山英樹監督(57)が2日、ドラフト1位・吉田輝星投手(17)=金足農=に“アナ雪流”で入団することを求めた。今月上旬から千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」に入寮し、新人合同自主トレに臨む右腕。指揮官は「ありのままで~♪」と、14年に大ヒットを記録した映画「アナと雪の女王」の主題歌を口ずさみ「まずは能力があって力があるから評価している。そのまま勝負してほしい」と期待した。
輝星について栗山監督は「自分に足りないものがあったら変えればいい。最初から変える必要はない」と言い切った。17年のドラフト1位・清宮は、昨春キャンプでは新人で唯一、1軍スタートとなった。その際、球団幹部や首脳陣の間では、持ち味を失うことがないように、まずは本人がやりたいようにやらせてみる方針を共有していた。輝星もまずは「ありのまま」をじっくり見定める方針だ。キャンプ1、2軍振り分けは、新人合同自主トレの状態や、今月中に行われるスタッフ会議で決定される見通しだ。
輝星は秋田で自主トレに励み、入寮への準備を整えている。昨夏の甲子園を沸かせた実力は一級品。将来のエース候補と期待を寄せる17歳を、自主性を重んじた育成方針で大きく育てる。