【オリックス】西村監督「第2の西村」育てる!春季キャンプで自ら走塁指導

スポーツ報知
オリックスの西村監督

 オリックスの西村徳文監督(58)が3日、春季キャンプでは自ら走塁指導をする考えを明かした。ロッテでの現役時代は1986年から4年連続で盗塁王に輝くなど通算363盗塁、成功率7割7分2厘を誇った新指揮官。「第2の西村」の育成に力を注ぐ。

 チームのシーズン盗塁数は17年の33から、18年は97まで大幅に増えた。ただ、昨季の盗塁成功率はリーグ4位の7割1分3厘と粗さも目立った。西村監督は「確率、成功の数を増やしていかないと。最低でも7割5分は必要。そういう高いところで行ってもらいたい。足が速いから良いという問題ではない」と訴え、自らの経験も伝える構えだ。

 オフには台湾でのアジア・ウィンターリーグで佐野が11盗塁で盗塁王を獲得するなど候補が台頭している。指揮官は「走れると相手バッテリーの攻めも変わってくる」とスペシャリストを育てて、攻撃力を高める。

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