【ロッテ】ドラ1藤原、特大120メートル“車直撃弾” 持ち主は大喜び

スポーツ報知
打撃練習をするロッテ・ドラフト1位・藤原恭大

 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が6日、大阪・大東市の同校グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃では右翼越えに推定120メートルの特大弾を放つなど、今月10日から始まる新人合同自主トレに向けて順調な調整具合を披露した。慣れ親しんだグラウンドで高校最後の練習を終えたルーキーは「寂しいというのはある。1球、1球、かみしめて打ちました」と汗を拭った。

 フリー打撃が終盤に差し掛かった頃。フルスイングした当たりは右翼の防護ネットを軽々越えた。駐車場に止めてあった父母会長・宮本康治さん(50)の白色の乗用車の屋根を直撃し、「申し訳ないです」と頭をかいた。持ち主の宮本さんは「今年初めて練習に来て、初めて当たりました。後でサインを書いてもらいたいと思います」と“大当たり”に大喜び。練習後に謝罪に来た藤原からはホームランボールにサインを入れてプレゼントされ、「これから頑張ってください」とエールを送った。

 木製バットを使い始めた当初はサク越えの本数もまばらだった藤原だが、「慣れてきてネットを越えるようになった」と確かな手応えも感じた様子だった。

 今年の漢字には「1年目なので、成長できるように」との思いを込めて「成」を選んだ。目標の「新人王」に向けて、文字通り大きな成長曲線を描いていくつもりだ。

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