【ロッテ】山室球団社長が訓示 箱根駅伝Vの東海大に例え「番狂わせ」狙う

スポーツ報知
ロッテ・山室球団社長(右)は球団職員とチームスローガン「マウエ↑」ポーズを決めた(カメラ・長井 毅)

 ロッテ・山室晋也球団社長(58)が7日、千葉市内の球団事務所での仕事始めで訓示を行った。19年は球団創設50周年となる。「昨年は観客動員数も過去最高で、50年目にして黒字化となり、大きな節目となった。今年は50周年で新しいステージに移れる年になる。足腰の力も付きましたし、これからは一気にチーム成績とともに上昇していきたい」と意気込みを語った。

 山室社長は年末年始のスポーツ業界にも触れ「大学ラグビーでは帝京大が10連覇するかと思ったところ、天理大が勝つ大波乱があった。天理大にしてみれば快挙だった。箱根駅伝にしても、連覇が続いていた青山学院大が敗れ、東海大が初優勝。大会新記録の快挙だった。スポーツ業界はそういったことはそういうことがあるから楽しい。番狂わせ、快挙が年初からあった。今季、ロッテにとても快挙の年になるのではと思っている。みんなの力で絶対に栄冠を勝ち取りたいと思う」と“台風の目”となって番狂わせを演じることを予告した。

 また、今季のチームスローガンが「マウエ↑」に決まったことについては「単に一つ上に行くというのではなく、真上に一気に突き抜ける。“幕張ロケット”のように垂直に上がっていく。観客動員数も真上に上昇。チーム成績も真上でリーグ優勝し、日本一に」と説明。最後は球団職員と一緒に「マウエーー!!」と右拳を上げて締めた。

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