【日本ハム】ドラ7・福田「ケガしないように」…9日から新人合同自主トレ

スポーツ報知
福田(右)は生田目と並び外野をランニング

 日本ハムのドラフト7位・福田俊投手(22)=星槎道都大=が8日、9日から始まる新人合同自主トレへ向け気合を入れた。千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。ドラフト3位・生田目らと走り込んで調整した。期待の道産子左腕は「明日から始まるのでケガだけしないようにやっていきたい」と気を引き締めた。

 いよいよスタートだ。6日に入寮。7日の夜には室内練習場で同期の選手たちと体を動かした。投手ではドラフト1位・吉田、5位・柿木ら高卒のビッグネームが並ぶ今年の新入団組。だが、福田には大学3年時に道勢初の明治神宮大会準優勝を果たしたプライドもある。「年上として教える? 教えることはないですよ。(前夜の自主トレは)個人でやっていた感じでした」。既に生き残りをかけた勝負は始まっている。

 野球に集中する環境は整った。寮生活には「いつもと違う部屋なので慣れはしないです」と苦笑い。だが自室には生活に必要な最低限の家具等もそろい準備は万端だ。鎌ケ谷のファンから求められるサインも無難にこなした左腕。「ファンからは『頑張ってください』と言われました」。いよいよプロ生活の第一歩を踏み出す。

 ◆福田 俊(ふくだ・すぐる) 1996年12月14日、札幌市生まれ。22歳。札幌手稲山口小1年で野球を始める。4年時に父の転勤で神奈川・小田原市に転居。横浜創学館高では3年春の県大会8強が最高。星槎道都大では1年春から中継ぎで登板し、リーグ通算13勝4敗。3年秋にはエースとして明治神宮大会で道勢初の準優勝に貢献。家族は両親と兄。170センチ、75キロ。左投左打。年俸700万円(金額は推定)。

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