【西武】源田、“稼頭央バット”で長打率アップ「強い打球が打てるので」

スポーツ報知
松井稼頭央モデルの特注バットでマシン打撃を行った源田

 西武・源田壮亮内野手(25)が9日、愛知・豊田市で行っている自主トレを公開し“稼頭央バット”で長打率アップに挑むことを明かした。この日は、トヨタ時代に行っていたテニスボールでのノックなど約2時間の守備練習とマシン打撃で汗を流した。

 打撃練習では、2本のバットを用意した。「松井稼頭央さんのバットをもらって使っています。ヘッドに重みがある方が、強い打球が打てるので」。昨シーズン後半から、打撃向上のためチームメートから借りたバットを実戦で試した。昨年9月19日の日本ハム戦(メットライフ)では、昨季現役引退した松井2軍監督のバットで逆転3ランを放ち、手応えを感じていた。

 これまでは太めのグリップで扱いやすいものを使っていたが、今回はグリップが細く、ヘッドが少し重い“稼頭央モデル”を特注した。「扱いは難しいが、長打を打てることに越したことはないので」

 課題にする長打率は、昨季3割7分4厘。源田が「スーパースター」と慕う松井が、トリプルスリーを達成した02年の長打率はキャリアハイの6割1分7厘だ。稼頭央バットで打撃に磨きをかけ、スーパースターへ上り詰める。

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