【西武】女子も「秋山塾」!“美人過ぎる選手”加藤優ら6人と熱血指導6時間

スポーツ報知
身ぶり手ぶりでアドバイスを送る西武・秋山(カメラ・森下 知玲)

 西武・秋山翔吾外野手(30)が11日、静岡・下田市で行っている自主トレを公開。自らを追い込む一方、昨季イースタン・リーグ最多の26盗塁を記録した同僚の鈴木将平外野手(20)や金子一輝内野手(23)、ヤクルト・田代将太郎外野手(29)、DeNA・細川成也外野手(20)ら合同トレを望んで集った10選手に熱血指導を行った。

 「秋山塾」の開講だ。塾生には、昨年に続き“美人過ぎる野球選手”埼玉アストライアの加藤優外野手(23)ら女子プロ選手6人も参加。砂浜での下半身強化の後、打撃練習では一人ひとりのスイングをじっと見つめ、身ぶり手ぶりでアドバイスを送るなど“授業”は約6時間に及んだ。

 前もって、自主トレ参加メンバーの映像を見ていたという秋山。「シーズンをどう戦うか考える時期に、こうして(自分を)選んで来てくれている。情報があれば、気づけることもあると思うので」。同じ野球でも、パワーや考え方などが違うことをくみ「ティーの仕方などを知ってもらえたら」と練習法も指導した。

「世話焼き」本領球界の人材育成 「若い選手がレギュラーを取っていくなかで、チームが強くなっていく。期待したいですね」。「世話焼きな方」と自己分析する背番号55は後輩の質問にもしっかりと耳を傾け、お手本に豪快なスイングを披露。その様子を“塾生”は食い入るように見つめていた。

 ペリーが黒船で来航した下田にちなんで、背中に黒船が描かれたTシャツを全員が着用して練習。“下田Tシャツ”で汗を流した秋山に、報道陣から「ゆくゆくは黒船で海を渡りたいですか」とメジャー移籍をにおわせる質問が飛ぶと「船は遠いので、飛行機で行きます」とニヤリ。ジョークも忘れない“世話焼き主将”は、次代を担う人材の育成にも労を惜しまない。(森下 知玲)

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