【日本ハム】田中瑛、心も体も厚みを増した2年目は1軍初登板、プロ初勝利へ

2019年1月12日6時0分  スポーツ報知
  • ストレッチ用のポールを使って体を動かす田中瑛

 日本ハムの田中瑛斗投手(19)が大増量ボディーで2年目の飛躍を期す。11日は鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。入団1年目の昨季は体重を62キロから76キロへ14キロの大幅増量に成功した。日々の継続した食トレで、プロの世界で戦える体を作り上げた。2年目の今季は、1軍初登板、プロ初勝利を目指す。

 ひと回り大きくなった田中瑛の表情は、大人びて見えた。新人合同自主トレは休日。前日とはうって変わり、人の少ない鎌ケ谷で黙々と体を動かした。高卒2年目の目標はプロ初勝利。「上で1試合でも投げたい。1軍で初登板して1勝をつかみ取りたい」。力強く宣言した若武者の表情はたくましかった。

 強くなった。「去年はある程度体作りができました」。公称70キロで入団したものの、昨季の春季キャンプ直前の体重は62キロ。184センチに不釣り合いな細さだった。「練習よりも食事がきつかった」。肉体改造を目指し、毎食の炭水化物はグラム数を管理した。朝は白米250グラム、夜は600グラム。もともと食が細いため時間をかけて食べるしかない。一番最初に食堂に入っても、退出するのは一番最後だった。

 「吐くことはなかったですけど、毎日徐々に増やしていきました」。根気強い食トレの成果も出始めた。「体も投げる球も強くなった感じ」。最高球速も1キロ上がり、150キロに乗った。2軍ではイースタンで10試合で22回を登板。体が出来ていなかったため登板間隔、イニング数は少なめだったが、今季は別。「ファームで先発ローテを回れるように」と力強い。

 年末年始は地元・大分に帰省して、宇佐神宮に初詣に行った。引いたおみくじは吉。だが「大吉が出るまで引きたかった」と、さらに2回挑戦したところ、出たのは中吉と吉。おみくじにかける姿勢も2年目への決意の強さの証しか。心も体も厚みを増した右腕が、札幌Dのマウンドを目指す。(秦 雄太郎)

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