【西武】ドラ2渡辺勇太朗「楽天・岸フォーム」習得で打者惑わす

スポーツ報知
新人合同自主トレで汗を流す渡辺(左)

 西武のドラフト2位・渡辺勇太朗投手(18)=浦和学院高=が12日、“岸フォーム”を習得中であることを明かした。190センチの高身長、エンゼルス・大谷そっくりの投球フォームから最速149キロを投げ込む姿から「大谷2世」と呼ばれていたが、プロでは「岸2世」となって立ち向かう。

 もともと2段モーションに興味を持っていたが、高校野球ではNG。プロ入りが決まり「体も細くて、タイプが似ている」と、改めて岸を参考にフォームを改造することを決断した。「今の自分の球速では抑えられない。2段モーションにして、打者がタイミングを取りにくくすることで抑えられたら。岸さんの投球フォームを参考にしながら、自分のものにしていきたいです」と説明した。

 昨夏の甲子園を沸かせた日本ハム・吉田輝や中日・根尾らが11日に「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式で大谷と対面した。「活躍して、自分もいつか(大谷に)会えるように頑張りたい」と、スターに会える日も夢見ていた。(森下 知玲)

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