【日本ハム】吉田輝星、16日以降に初ブルペン「投げたいって気持ちは強い」

スポーツ報知
メディシンボールを使ったトレーニングをする吉田輝

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が14日、新人合同自主トレ第3クール(16~18日)のブルペン入りに意欲を見せた。千葉・鎌ケ谷の2軍施設での自主トレ第2クール最終日。入寮後初のブルペン入りについて「第3クールの途中あたりから入るかな」と意気込んだ。

 伸びのあるボールが、柿木のグラブに突き刺さった。約60メートルの距離でキャッチボール。吉田輝はノビノビと右腕を振った。球団の高卒新人では13年の大谷よりも約1週間早い初ブルペンの予定。6日の入寮までも、地元・秋田の氷点下の気温で投球練習をしてきただけに「こっちに来てからすごく状態がいい。暖かいっていうのはある。投げたいって気持ちは強いです」。

 大好物の甘いものを断って体調管理に励む。体重は夏の甲子園時と同じ81キロをキープ中。「だめな太り方はしないように」。間食を避け、毎食のように脂肪の少ないささみを食べ腹を膨らませる。また甲子園で着用したマウスピースはプロでも継続使用するつもり。今冬の秋田での自主トレ中に、付けずに投球し奥歯がかけてしまったことも明かし「ブルペンで解禁? はい」とにこり。すぐそこに迫った投球解禁に、期待に胸を膨らませた。(秦 雄太郎)

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