【ロッテ】レアード加入でどうなる!? 19年版マリンガン打線

スポーツ報知

 ロッテは15日、日本ハムを自由契約となっていたブランドン・レアード内野手(31)の入団を発表した。昨季チームトップの26本塁打を放つなど4年間で131本塁打、349打点をマークした長距離砲を獲得したことで今季のオーダーにも変化が生まれそうだ。

 松本尚樹球団本部長(48)は「最終的には現場が判断する」とした上で、「マイナーでは外野もやっていた。現状、外野の練習もしていると聞いている。守るとなれば左翼になるかな」と助っ人を左翼で起用するプランについても言及。仮に本職の三塁ではなく、左翼での起用となれば以下のようなオーダーが考えられる。

 ロッテ19年予想オーダー(成績は昨季)

1荻 野(中)

率・287 本2 点25

2角 中(右)

率・265 本 点57

3中 村(二)

率・284 本8 点57

4井 上(一)

率・292 本24 点99

5バルガス(指)

率・240 本21 点73

6レアード(左)

率・233 本26 点65

7鈴 木(三)

率・266 本8 点49

8藤 岡(遊)

率・230 本5 点42

9田 村(捕)

率・239 本3 点35

※バルガスはツインズ3Aの成績

 昨季24発の4番に井上、5番にメジャー通算35発のバルガス、6番にレアードを置くことで相手投手に相当の重圧がかけられるはずだ。1番・荻野、2番・角中、3番・中村は足も使えるため、得点圏に走者を進められれば、そこから大量点に結び付く可能性が高まる。

 10年(126本)以降、チームは8年連続で2ケタ本塁打と慢性的な長打力不足にあえぐ。今季からZOZOマリンの外野には「ホームラン・ラグーン」と呼ばれるテラス席が設置され、従来よりも最大4メートル狭くなる“追い風”もあるだけに、どんな“化学反応”が起こるか、今から楽しみでならない。(ロッテ担当・長井 毅)

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