立浪氏が根尾に30発遊撃手への期待「自分よりスケールが大きい」

スポーツ報知
野球殿堂入りを果たした立浪和義氏

 プレーヤー表彰で殿堂入りが決まった立浪和義氏(49)は15日、都内の野球殿堂博物館で会見し、中日OBとして根尾昂内野手(18)の活躍に太鼓判を押した。高校3年での甲子園春夏連覇、ドラフト1位と共通点の多い後輩について「自分より同じポジションとしてスケールが大きいと言いますか、長打が打てる選手。ショートで30本以上という選手に育ってもらいたい」と願いを込めた。

 立浪氏は1987年のドラフト1位で中日入り。翌88年に遊撃で開幕スタメンの座をつかみ、新人王を受賞したが、現在の根尾フィーバーには驚いているという。「自分は結果的に開幕スタメンで出ることができたけど、この段階(1月)では1軍のキャンプに行くかも分からないぐらいの感じだった。根尾選手はいきなりレギュラーとして期待されていることが気の毒だなと思います。中心になってもらいたい選手ですから、大事に育ててもらいたい」と気遣っていた。

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