【中日】高橋が主将に就任へ 与田監督「引っ張って欲しい」

スポーツ報知
ナゴヤ球場で合同自主トレを視察した中日・与田監督

 中日・与田剛監督(53)は16日、今季から高橋周平内野手(24)にキャプテンを託す考えを明かした。昨秋から構想を温めており、前日(15日)のスタッフ会議で正式に決まった。「昨年の秋のキャンプを見ても、いい表情で練習に取り組んでいた。チームを引っ張っていって欲しい」と願いを込めた。

 2011年のドラフト1位で入団した高橋は、和製大砲として期待されていたが、17年までの6年間は1軍に定着できなかった。だが、昨季は自己最多の128試合に出場し、打率2割5分4厘、11本塁打、69打点をマーク。指揮官は「もっと早い段階で成績を残せる選手になってもおかしくないと思っていた。彼にとってもいいチャンスになると思う」とさらなる成長に期待を寄せた。

 中日では谷繁監督時代の16年に平田が22年ぶりの主将に就任したが、翌17年からは特定のリーダーを置かない方針で、制度そのものを廃止していた。3年ぶりのキャプテン誕生で、チームは新たなスタートを切る。

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