【阪神】大山、猛虎打線の“横綱”目指す 同郷の稀勢の里から入団時にエール受ける

スポーツ報知
沖縄・宜野座での自主トレを公開した大山

 阪神・大山悠輔内野手(24)が、猛虎打線の“横綱”を目指す。引退した稀勢の里と同じ茨城県出身の4番候補は16日、沖縄・かりゆしホテルズボールパーク宜野座で同僚の梅野、岩貞らとの自主トレを公開。「全試合出て活躍することが目標。1年間軸となって戦えるよう頑張りたい」と、主軸としてのフル出場を目標に掲げた。

 2年目の昨季は117試合に出場し、打率2割7分4厘、11本塁打、48打点と3部門で1年目の成績を更新。特に9月は打率4割1分5厘、9本塁打、23打点と爆発し、秋季キャンプ中には矢野監督から4番定着の期待をかけられた。「軸としてやっていかないと意味がない。4番でしか経験できないものがある」と自身を奮い立たせた。

 稀勢の里の引退には「ニュースを見てないんで」と言葉少なだったが、入団時には、同郷と知った横綱からエールを送られたこともあった。「アピールしていかないといけない立場なので」と、2月1日のキャンプ初日から全開で臨む。(嶋田 直人)

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