【ロッテ】涌井、大トリ更改 現状維持の2億円でサイン

スポーツ報知
契約更改を終えたロッテ・涌井

 ロッテ・涌井秀章投手(32)が17日、契約更改を行い、現状維持の2億円でサインした。

 昨季は22試合に先発し、7勝9敗、防御率3・70。150回2/3を投げ、通算11回目の規定投球回を達成するなど奮闘したが2軍落ちも経験するなど不本意な成績だった。

 「スタート自体はよかったですけど、フォームの乱れからつかまることが多くなった」と分析した。

 また涌井は現在の16番から変更し、球団ではかつて伊良部秀輝(88~96年)、清水直行(00~09年)らがつけたエース番号を受け継ぐ覚悟を決めた。昨季の7月に18番を背負っていた藤岡が岡との交換トレードで日本ハムに移籍。その後は空き番号となっていた。井口監督も既に了承している。

 涌井は変更の理由について「松坂さんがもう一度つけたということもあって。18番というのはチームのエースが背負う番号なので」と大黒柱としての自覚を示した。

 また、3月29日の楽天戦(ZOZO)で5年連続、現役最多10度目となる開幕投手についても「特別な場所。後輩たちにも経験してもらいたいが、まだまだ自分が投げたい」と若手には譲らない気持ちを口にした。

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