【ロッテ】ドラ2東妻「相手を諦めさせる投手に」 新人王は今年もAZUMA!?

スポーツ報知
ロッテ浦和の室内ブルペンで投げ込む東妻

 ロッテのドラフト2位・東妻(あづま)勇輔投手(22)=日体大=が17日、ロッテ浦和の室内練習場でブルペン入り。捕手を立たせた状態で勢いのある直球を32球投げ込んだ。

 チームは石垣キャンプ初日の2月1日に紅白戦を実施する。「投げるつもりで早めに調整しています」と、19日には捕手を座らせて本格的な投球練習を予定している。「自分には抑え、中継ぎが合っている」と自己分析する右腕の憧れは、阪神の藤川球児投手(38)。「9回に出てきたら“無理”と思わせる、相手に諦めさせるような投手になりたい」と目を輝かせた。

 昨年は同じ読みのDeNA・東克樹投手(23)がセ・リーグ新人王に輝いた。これまで知人を通じて一度、電話で話したことがあるという。若手を積極的に起用する井口監督の信頼を勝ち取れば、1軍定着の可能性は十分。身長172センチながら最速155キロを誇る馬力あふれる剛腕が、日に日に存在感を増している。

 ◆東妻 勇輔(あづま・ゆうすけ)1996年4月4日、和歌山県生まれ。22歳。智弁和歌山高から日体大を経て18年ドラフト2位でロッテ入団。大学では無安打無得点を達成し、最速155キロをマークした。172センチ、80キロ。右投右打。

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