【ロッテ】涌井、横浜高・松坂先輩と「18」対決熱望「投げ合いたい」

スポーツ報知
契約更改を終えた涌井

 ロッテ・涌井秀章投手(32)が17日、中日・松坂との「背番号18対決」に意欲を示した。チームでは大トリとなる契約更改で現状維持の2億円プラス出来高でサイン。会見では、現在の16番から、伊良部秀輝(88~96年)、清水直行(00~09年)らがつけた18番を受け継ぐことも明かした。

 涌井は「松坂さんがもう一度つけたこともあって自分もつけたいと思った。18番というのはチームのエースが背負う番号。もっともっとそういう存在になりたい」と先輩への憧れを語りつつ、「もちろん投げ合いたい」と昨季は実現しなかった横浜高元エース同士の夢の対戦に思いをはせた。

 昨季は7勝9敗、防御率3・70。夏場には2軍落ちも経験するなど悔しさが残った。千葉・館山での自主トレでは「気持ちをリフレッシュする」狙いも込めて長距離走を取り入れた。引き締まった顔つきからは順調さがうかがえた。

 大役の座も譲らない。3月29日の開幕戦(楽天戦・ZOZO)に向けて「後輩たちには渡せない。それくらい開幕戦は特別な場所。まだまだ自分が投げたいという気持ちが強い」とキッパリ。5年連続、現役最多10度目となる開幕投手の座を見据えた。(長井 毅)

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