【楽天】銀次、自己最高打率3割3分狙う「首位打者をもう一度やりたい」

スポーツ報知
自主トレを公開し、荒波の前でポーズを取る(左から)銀次、卓丸、足立、釜田、内田

 楽天・銀次内野手(30)が17日、沖縄県内で内田らと行っている自主トレを公開。今季の目標を14年に記録した自己最高打率3割2分7厘を上回る3割3分に設定し、首位打者争いに加わることを誓った。

 正確無比なバットコントロールを誇る男が、安打製造機としてのプライドをのぞかせた。昨季はレギュラーに定着した12年以降、2番目に低い打率2割7分6厘に終わり、3年連続で3割に届かなかった。「自分は、3割を打ってこそプロ野球選手だと思っている。最低でも3割。目標は3割3分。首位打者をもう一度やりたいですね」と目をギラつかせた。

 14年にはオリックス・糸井(現阪神)と激しい首位打者争いを展開。シーズン終盤の直接対決では5打席連続で歩かされるなど、3割3分1厘の糸井には及ばなかったが、しびれる空気の中で打席に立ち続けた。「あのプレッシャーの中で戦っていきたい。開幕から行ける準備はできてます」。春先から安打を重ねるべく、沖縄の地でバットを振り続けている。(片岡 泰彦)

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