【西武】ドラ4粟津、キャンプ1軍切符 “潮崎シンカー”でアピールだ

スポーツ報知
自主トレで笑顔を見せる粟津

 西武が17日、立川市内でスタッフ会議を行い、春季キャンプのメンバーをA班(1軍)とB班(2軍)に振り分けた。ドラフト4位右腕・粟津凱士(あわつ・かいと、21)=東日本国際大=がA班入りを果たした。

  粟津はこの日、西武第二で新人合同自主トレに参加。球団の新人投手一番乗りでブルペンに入った。捕手を立たせたまま、直球のみ15球。「りきみなく質のいいボールを投げられました。(自主トレが始まってから)平地でしか投げてなかった。遠投の感触もよかったので、傾斜を使って投げました」と手応えを口にした。

 粟津の持ち味は、西武編成グループディレクターを務めている潮崎哲也氏の握りを研究し、習得したシンカーだ。宮崎・南郷でのA班キャンプに向け「(首脳陣に)見てもらえるチャンスが増える。しっかりアピールしていきたい」と決意を語った。

 新人では松本航、山野辺、佐藤龍、森脇の計5人がA班スタート。辻監督は「新戦力として期待している。じっくりと見てみたい」と説明した。巨人から移籍した内海もA班スタートが決まった。(森下 知玲)

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