【DeNA】ドラ4・勝又「160キロ」で輝星に勝つ「勇気一秒 後悔一生」

スポーツ報知
勝又はグラブに「勇気一秒後悔一生」の刺しゅうを入れた

 DeNAのドラフト4位・勝又温史投手(18)=日大鶴ケ丘高=が18日、同学年の日本ハム・吉田輝にライバル心を示し、最速160キロを目標に掲げた。

 横須賀市内の2軍施設で初めて捕手を座らせ直球のみ26球投げ込んだ。制球にばらつきはあったが「質は問題ない。(輝星には)球速だけでは勝っていると思うので伸ばしていきたい」と長所を磨く。現時点での最速は2人とも同じ152キロだが「プロで有名になるには160キロ」と目標に設定した。輝星について聞かれ「メジャーの選手より回転数が多いと聞いた。自分は絶対打てないだろうなと思った」と苦笑いだ。

 中学では走り高跳びをベリーロールで170センチ跳び学校記録を更新するなど身体能力の高さは抜群。グラブには「勇気一秒 後悔一生」と刺しゅうを入れ果敢にプロ生活を生き抜いていく覚悟だ。「直球とわかっていても打てないのが理想。コツコツ積み重ねていく」とハマの剛腕を目指す。

 ◆勝又 温史(かつまた・あつし)2000年5月22日、東京・狛江市生まれ。18歳。日大鶴ケ丘高では1年夏からベンチ入り。昨夏、西東京大会決勝で投手として日大三にサヨナラ負け直後、熱中症で救急車に運ばれた。高校通算30本超え。趣味はウクレレ演奏。18年ドラフト4位でDeNA入団。180センチ、80キロ。右投左打。

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