【中日】ドラフト2位・梅津が快走「投げられない気持ちぶつけた」

スポーツ報知
中日の中距離走で先頭の阿知羅(右)を抜かそうとするドラフト2位・梅津

 中日のドラフト2位・梅津晃大投手(22)=東洋大=が19日、快走アピールに成功した。ナゴヤ球場で行われた選手会合同自主トレ中の中距離走。グラウンド1周380メートルを6周するが、序盤から先頭集団にピッタリつくと、4週目でトップをひた走っていた阿知羅拓馬投手(26)を抜き堂々1位でフィニッシュした。「見てくれました?」と会心の笑みを見せるほど。「あまり走るのは得意ではないんですけど」と学生時代から苦手にしていた種目でも、新人らしく謙虚に取り組んだ。

 現在は「軽度の右肩インピンジメント症候群」と診断され12日にキャッチボールを再開したが、13日以降はノースロー。「投げられない気持ちを(走りに)ぶつけました」と振り返るように、負けん気の強さが梅津最大の売り。少しの出遅れも気にせず、徐々にペースを上げていく。

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