【阪神】糸原、初フルイニングへ便利屋OK 3ポジション出場ならセ界初

2019年1月20日6時0分  スポーツ報知
  • 自主トレを公開した糸原は、甲子園のスタンドを駆け上がった

 阪神・糸原健斗内野手(26)が、自身初のフルイニング出場へ便利屋を受け入れる。3年目でキャプテンを任された背番号33は19日、甲子園で自主トレを公開。「去年143試合出て、あらためて(フルイニング出場を)すごいなと思った。そこを目指していかないといけない。試合に出たいんで、矢野さんが『ここでやれ』と言った所をやります」と、複数ポジション受任の覚悟を示した。

 昨季はチーム唯一の全試合出場で、打率2割8分6厘、35打点、1本塁打と飛躍。チーム事情から序盤は遊撃を守り、その後、三塁を経て二塁に固定された。一つのポジションにこだわるより、試合出場を最優先するのが糸原の考え。今季の具体的な守備位置に関して「任された所で貢献するだけ」と強調した。

 2リーグ制後、阪神でのシーズンフルイニング出場は金本前監督、鳥谷ら9人。複数ポジションでの達成は、1960年の三宅秀史のみだ。当時は130試合制で、三塁129試合、遊撃4試合(1試合2ポジションを含む)だった。糸原が昨年と同じ3ポジションでフルイニング出場を果たせば、阪神だけでなく、セ・リーグ初の快挙となる。

 2月のキャンプではチームのけん引役も期待されるが、まずは自身の調整に集中する構え。「矢野監督からも『まず自分のことをしっかりしてくれ』と言われてますし。そのことがチームのためにもなる」と説明した。し烈な内野のレギュラー争いの中、真価が問われる3年目。若き主将は、矢野阪神をあらゆるポジションから支えていく。(嶋田 直人)

 ◆阪神の連続フルイニング出場 99~10年に金本知憲(広・神)がマークした1492試合がプロ野球記録。鳥谷は12~16年に667試合、三宅秀史は57~62年に700試合。その他、鎌田実、藤田平、掛布雅之、岡田彰布、久慈照嘉、新井貴浩がシーズンフル出場を達成している。1リーグ制時代の44年には、藤村富美男が35試合制で三塁、二塁、外野、投手を守ってフル出場。パ・リーグでは80年、柏原純一(日本ハム)が一塁、二塁、三塁、外野を守って達成。

  • 守備の名手として阪神で活躍した三宅秀史

    守備の名手として阪神で活躍した三宅秀史

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