【日本ハム】清宮、U―18監督の小枝守氏との思い出を語る「あの時間は宝物だった」

スポーツ報知
打撃練習をする清宮幸太郎

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が21日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行い、この日の午前9時7分に肝細胞がんのため、都内の病院で67歳で亡くなった、前高校日本代表監督で拓大紅陵(千葉)を92年夏の甲子園準優勝に導いた小枝守氏を悼んだ。

 17年のU―18W杯(カナダ)では小枝氏が監督を務め、当時早実高3年だった清宮を主将に指名して3位に入った。清宮は、「小枝さんに日本代表のキャプテンに指名していただきましたし、小枝さんと一緒に作り上げたチームだった。本当にあの時間は宝物だったかなと思います」と沈痛な表情を浮かべた。

 最近では、小枝氏から年賀状の返事があり「活躍を願っています」とメッセージが記されていたという。プロ2年目のシーズンに臨む若武者は「より一層、活躍しなければな、というか。小枝さんの分までという風にはなるかなと思います」と、飛躍での恩返しを誓っていた。

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