【ソフトバンク】達川前ヘッドが柳田の自主トレを視察。今季の活躍を確信する「大きな失敗」とは?

スポーツ報知
ソフトバンク前ヘッドコーチの達川光男氏

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が21日、広島市内の母校・広島経大で自主トレを公開。ソフトバンク前ヘッドコーチの達川光男氏(63)が視察に訪れ「昨年より、いい数字を残す」と、仕上がりの良さに目を細めた。

 昨年限りでソフトバンクのコーチは退任。だが、広島商の後輩を気にかけ、連日、足を運んでいるという。この日は練習の邪魔にならないよう、接触する場面はなかったが、柳田が広島入り後に会食。「昨年、2位だったことが相当悔しかったみたい。大きな失敗を忘れていない。目の色が違う」と今季の活躍に太鼓判を押した。

 達川氏の言う「大きな失敗」は、昨年9月16日の出来事。優勝を争う西武戦(メットライフ)の試合前練習中に、西武・栗山の打球が頭部を直撃。「不注意でケガをすると、チームに迷惑をかける」と柳田も猛省していた件だ。「迷惑をかけて、取り戻したいと思っている」と後輩の胸中を代弁した。

 昨年は打率3割5分2厘で首位打者。36本塁打、102打点はキャリアハイを更新した。それでも、快音を連発するフリー打撃を見つめ「背中、お尻が大きくなった。下半身が崩れず、軸がしっかりした。大器晩成じゃ」と進化を証言。後輩の大暴れに期待していた。

野球

×